ひな祭り2019を子供と家族で過すパーティーの過ごし方

ひな祭りのお祝いの仕方には地方やそのご家族の過ごし方があり、千差万別ですが、日本の伝統行事でもあるひな祭りを今でも大事な行事とされて毎年お祝いをされているご家庭が沢山あります。ひな祭りを家でされる場合、ひな祭りの飾りを手作りすることも多く、家族みんなで楽しむパーティー形式が多いようです。
今回、ひな祭りパーティーをどのようにしているのか具体的な過ごし方を聞いてみました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
こんなひな祭りパーティーの過ごし方をぜひ参考にされてはいかがでしょうか。
もくじ
6歳と3歳の娘さんご家族Aさんのひな祭り
1年に1度女の子の健やかな成長を願うひな祭り。かわいらしいお雛様が飾られるとわくわくしてきます。
ひな祭りの飾り方は一段のケース入り
我が家では現在6歳の娘が赤ちゃんの時に祖父母に雛人形を買って貰ったことからはじまりました。昔のような七段飾りは我が家には置くことが難しいのでお雛様とお内裏様がケースの中に入っている省スペースタイプです。そこに長女の名前の桃色の旗と今は次女の紫色の名前の旗がかわいく仲良く並びます。
ひな祭りの飾りは手作りの折紙で
長女がまだ幼い時は祖父母を招待して一緒に食事を食べてお祝い。祖父母と私たち夫婦と娘でのんびり過ごす。そしておひな様の前で記念撮影・・・そんなひな祭りでした。
しかし長女が成長するにつれ出来ることも増え、そして次女も誕生したのでとても賑やかなひな祭り会になっています。部屋は100均で購入した飾りや折り紙で手作りしたものを娘とせっせとひな祭り前日から飾り付けます。また、保育園でかわいらしい手作り雛人形も毎年作ってきてくれるのでこちらも飾っています。子供の手作りって見ているだけでなんだか心が和みます。
当日はいつもよりも少しおすまししたワンピースを着て本人もうきうきしています。
ひな祭りのレシピ 献立は子供の好物をプラス
定番メニューのちらし寿司にハマグリのお吸い物に加えて、我が家では必ず娘の大好物、鶏のから揚げとポテトフライも登場します。後はサラダやカナッペなどです。
ちらし寿司作りは長女もお手伝いしてくれます。また、食後に食べるケーキも娘に作るのを手伝ってもらいます。スポンジは前日に私が焼きますが、生クリームを塗ったり果物をのせたりはお手のもの。つまみ食いをしながら楽しそうに作ってくれます。
大人はのんびりお酒を飲みながらお話をして娘は大好物ばかりがずらりと並んだ食卓でもくもくと食事をします。普段は小食の娘が一生懸命食べている姿はとってもかわいらしく母にとってはうれしい瞬間です。
ひな祭りのあとにはビンゴ大会
食後は長女のアイディアでビンゴ大会。景品は子供用にはそれぞれの好きなお菓子用意し、大人用には長女の作った「肩たたき券」や「お手伝い券」です。誰が一番最初にビンゴになるのか・・・これには皆大盛り上がりです。その後、長女の歌や踊りも披露して祖父母もにっこり!大喜び!
2019年のひな祭りが楽しみ
2019年はどんなひな祭り会になるのか次女も成長して元気いっぱいに!そしてかなりの食いしん坊になってきているのでさらに楽しいひな祭りになること間違いなしです。娘達の健やかな成長を願い、かわいい笑顔を見るため素敵なひな祭りにしたいものです。
小学生の女の子のご家族Bさんのひな祭り
皆さんのお宅では、ひな祭りをどう過ごしますか?雛人形を飾る、ちらし寿司や蛤のお吸い物を食べる、特に何もしない…など、ご家庭によって過ごし方は様々ですよね。我が家は、小学生の女の子がいるので、ひな祭りは毎年お祝いし、楽しく過ごしています。そんな我が家のひな祭りの過ごし方について、オススメのポイントをご紹介したいと思います!
娘が生まれてから毎年ひな祭りのお祝いをしています
我が家でひな祭りをお祝いするようになったのは、上の娘が生まれてから。娘が生まれ、初めての節句をお祝いしたのをきっかけに、毎年雛人形を飾り、ちらし寿司や特別なお料理を作ってその健やかな成長をお祝いしてきました。娘が小学生になった今も、毎年恒例になっています。また、毎年必ず雛人形の横で写真を撮っています。ずっと変わらない雛人形と、その横で毎年成長していく娘の姿は感慨深く、この写真撮影はこれからも出来る限り続けていきたいと思っています。
お料理は定番のちらし寿司と蛤のお吸い物
ひな祭りといえば、ちらし寿司。我が家のひな祭りでも、ちらし寿司は毎年食べています。
また、蛤のお吸い物もかかせません。蛤は大切な縁起物で、蛤の貝殻は、対になっているものでないと、ぴったりと合いません。このことから、女の子の一生に一度の大切な出逢いがあるようにとの願いを込めて、蛤を食べるのが良いとされています。
他にも、菱餅、雛あられも縁起の良いお菓子。我が家でもだいたい毎年食べています。また、娘が小学生になった頃から、お友達を家に呼んだり、お友達のお家にお邪魔したりしてひな祭りパーティーをすることが増えました。そんな時は、ちらし寿司を小さな透明のカップに少しずつ分けて盛り付け、カップ寿司にしたり、お花の形のクッキーを焼いて可愛くラッピングして配ったりすると、とても喜ばれました。
ひな祭りの飾りは折紙の手づくりと100円ショップのひな祭グッズ
ひな祭りは、雛人形を飾るだけでなく他にも可愛くお部屋を飾ると、とても雰囲気が良くなります。折紙でおひな様を折ったり、わっかの飾りを作ったりします。最近では100円ショップでもひな祭りの可愛いインテリアグッズが充実しています。手軽に飾れる小さなお雛様や、壁を装飾するガーランド、窓に貼れるシールなど、迷うほどのグッズがありますよ。毎年娘達と一緒に飾り付けますが、とても楽しいです。SNSにも映えるでしょう。
ひな祭りを娘達との大切な思い出に
我が家の娘2人はまだ小学生と幼稚園ですが、娘が中学生、高校生になると、寂しいことに家族皆でひな祭りをお祝いする機会が減ってしまうかもしれません。娘達とこんなに行事を楽しめるのも、娘達が小さい今だからこそ。ひな祭りだけでなく、誕生日やクリスマス、ハロウィーンなどの行事はきちんと楽しんで、娘達にも「楽しかった」という思い出を残してもらいたいと思っています。各ご家庭で過ごし方や楽しみ方は様々ですが、少しでも楽しい思い出が増えると嬉しいですね。
先祖代々の雛段を飾っているCさんのひな祭り
私の実家では、毎年お正月が過ぎて落ち着くと、おひなさまを飾り、ひな祭りの準備を始めます。
伝統あるひな段は100年以上前の物
我が家には先祖代々受け継がれているひな壇があり、100年以上前のもので7段の大きなものです。顔もだんだん年季が入ってきて今では若干怖いなと思うような表情になってきていて、私の子供たちは少し怖がっていますが、大人の私から見ると、その風貌も趣があってよいです。
現代になるとマンション住まいが多くなりなかなか何段ものひな壇を飾るのは大変なのもあるせいか、うちのひな壇を見に、親戚や友人たちが良く来るので、毎年2月~3月は週末になるとひな祭りパーティーを行います。
ひな祭りの料理は現代風にアレンジ
まず、毎回鉄板料理はちらし寿司!そして、ハマグリのお吸い物にオードブルや手作りのケーキなどを用意し、みんなでお昼からワイワイ楽しみます。
ひな祭りの食べ物や習慣にもいろいろ習わしがありますが、東京で育った両親と私にとっては、ひな祭りのパーティーで用意するものは、現代風にアレンジしたものになっています。ケーキは小さい頃は母親と一緒に、シフォンケーキを作りその上にクリームやフルーツをのせてお客様にお出しするケーキを作りました。そうやって、親子で料理やおもてなしのものを作ったり買いそろえたりできるのも、女の子のお祭りの日ならではな感じですごく楽しかったです。
ひな祭りパーティの飾りは折紙で手作り
おひな様の楽しみは雛段を飾ったり、お料理もそうですが、子ども達と一緒に部屋の飾り付けをするのが何より楽しみです。100均の飾りも使いますが、わが家では毎年恒例になっているのが、折り紙で飾りを手作りすることです。家族みんなでつくると、あっという間に部屋いっぱいの飾りが完成します。おひな様の飾りを折紙で手作りする時間は本当に楽しい時間で思い出に残ります。
家族全員でひな段を片付ける
そして、一通りパーティーが終わった3月にひな壇は大事にみんなでしまいます。段の板を出し入れするだけでも一苦労です。しかし、来年又ひな壇を飾る時まで幸せに過ごせることを願って大事に大事にしまいます。本来は、3月3日を過ぎるとお嫁に行くのが遅くなるから早めにしまった方が良いと言われていますが、我が家はお客様の関係もあり、3月の下旬になることも多々あります。そのせいか、私の姉妹は私は適齢期に結婚し子供も生まれましたが、妹は30代なかばでまだ結婚の気配はありません。もし、早めに結婚したいなら、やはりひな祭りの片付けも早めにした方が良いのかもしれないなと今になって思いました。来年からのひな壇は妹の為に、実家には早めに片付けるようにお願いしたいと思います。残念ながら、今我が家には男の子しかいないため、将来的にひな壇を受け継ぐ女の子はいないのですが、現代のおひなさまとは少し違った顔立ちの古いおひなさまたちを、立派なひな壇とともに先祖代々受け継ぐというのも素敵だなと思うので、もう少ししたら我が家に引き取って大事にしまっていきたいなと思っております。
ひな祭りにはご自身のひな人形を大切に飾っているDさん
私は5歳の娘と、9歳の息子を持つ主婦です。子どもと旦那と、4人で生活をしています。ひな祭りで欠かせないものが、「ひな人形」ですよね。飾るのはなにかと面倒だし、買うとなるとちょっと高い…。最近では、コンパクトで飾りやすく片付けもしやすいひな人形が売られていますね!私が実家で暮らしているときに祖母が買ってくれたひな人形を、今も飾っています。3段の小さなものですが、顔がとってもきれいで、どんなひな人形を見ても同じ顔はありません。
ひな人形を大切に受け継ぐ
私は、小さいころ、いつも母とひな人形を飾っていました。寒い時期に、ストーブをつけながら飾ったものです。今はエアコンであたたかい部屋に、娘と一緒に飾っています。まだ5歳、よくわかっていないかもしれませんが、このひな人形を大切にしてくれればな、と思っています。祖母が買ってくれて、母と一緒に飾ったひな人形。これからは、私が母となり、娘と一緒に飾っていく、そうやって受け継いでいきたいと思っています。
ひな祭りの料理
ひな祭りで欠かせないもう一つは、なんといっても食事ですね!はまぐりのおすいものに、ちらし寿司、ケーキ…。私の家では、絶対に手巻き寿司です。なんでかというと、家族全員ちらし寿司が嫌いだからです…。手巻き寿司だと、自分で好きな具材を選ぶことができますし、好きなぶんだけ食べることができるのでいいですね!娘のぶんはまだ私が作ってあげていますが、好きな具材を選ぶのは楽しそうです。今年には、「自分でやる!」と言って、苦戦しながら手巻き寿司を作っていました。私は学生時代にケーキ店でアルバイトをしていたのですが、最近ではひな祭りに合わせてのデコレーションケーキを販売するお店が多いです。ひな祭り用のケーキの需要が高い、ということでもありますね。普通のケーキでももちろんいいのですが、必ず娘と一緒にケーキ屋さんに行って、娘の好きなものを選ぶようにしています。ホールのケーキって、誕生日やイベントでしか食べられませんもんね。
家族が一緒に楽しめる行事を大切に
旦那と私は、平日は仕事ばかりで、なかなか子どもたちと一緒にいることができません。娘と息子を実家に預けることが多く、幼稚園や学校でも、放課後の延長保育や学童保育に頼りがちです。だからこそ、家族の誕生日だけでなく、こういった季節のイベントも大切にしていこうと旦那と決めました。これからも、こういった家族で行う行事やイベントは大切にしていきたいと思っています。特別なことは行わず、それでも家族で一緒に居られる時間を一番においたひな祭りになるように心がけています。
2019年のひな祭りを楽しもう
皆さんのひな祭りの過ごし方はいかがでしたか?こういった伝統的な行事にはある種共通点があるもので、なんだかほっとした気持ちです。小さな時から伝統行事に触れることで、家族の愛情を受け継いで行ける。子供の成長を楽しみにご両親、祖父母、親戚の方々がこういったほのぼのとした行事で顔を合わせるのは本当にいいですね。
みなさんともに共通して言えるのは、「お雛様の横で写真を撮る」ということ。毎年同じシチュエーションで写真を撮ると本当に成長が良く分かりますね。楽しい思い出ができていいですね。
飾りつけは子供さんと一緒にされる方がほとんどで手作りの折紙が多いですね、幼稚園や小学校でもその時期になるとひな祭りの飾りを折紙で手作りする時間がもけられるのでしょう、祖父母や両親の頃から変らない光景です。そして最近では100均のインテリアグッズがとても役立っています。様々な行事の飾り付けがいち早く揃う100均は強い味方ですね。安価なもので楽しく子供達と飾り付けが出来るのがいいですね。
そういうわが家は・・・・・おひな様何年も押し入れに仕舞いっぱなしです。娘たちの思い出をもっと作ってあげれば良かったなぁと反省。孫の時には絶対に忘れないようにしようと思います。
そうそう、そういえば私自身が赤ちゃんの時に買ってもらったそれはそれは古い(年代を言うと年がばれるので内緒ですが)ひな人形があったのを思い出しました。今度ご紹介しますね。
【追記】わが家のビンテージ物のひな人形です。優し気な顔が大好きです。
小物も箱の中のどこかにあるはずです。御殿もあるのですが・・・今は箱をあけるのが怖い(笑)
皆さんも、是非想い出にのこるひな祭りを楽しんでくださいね。
ひな祭りの飾りを折紙で手作りして家族ででほっこり過すひな祭りが何よりです。
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