発酵あんこってなぜ甘くないの?

発酵はんこっていう食材を初めて聞きました。
言葉通りに受け取ると、「あんこ」という語句で甘い物なのかな?とも思いましたが、実際の「あんこ」にしても甘くするには砂糖が必要だと思うのでこの「発酵あんこ」も実は甘くないのかもしれませんね。
「発酵あんこ」の作り方と食べ方を見てみましょう。
発酵あんこってなに?
「発酵あんこ」は麹の酵素や乳酸菌、さらにアミノ酸がたっぷり含まれています。
嬉しいことに美肌に良い「コウジ酸」もたっぷりと入っています。
砂糖を一切使わずに、麹の力で小豆を発酵させて作るのが「発酵あんこ」です。
発酵の力で小豆本来の甘みを引き出した、やさしい味わいが特徴のあんこです。
一口目よりも二口目、二口目よりも三口目と徐々に美味しさが伝わってきてやみつきになりますよ。
小豆の食物繊維は血糖値の上昇をゆるやかにしてくれて、解毒作用もあるそうです。「発酵あんこ」は、腸内環境に良いあんこでおいしい発酵食品なんです。
発酵あんこの作り方
あんこを手作りするとビックリするくらい砂糖を入れますが、あずきを発酵させて作るあずき麹は砂糖を一切使ってないのに、優しい自然の甘さのあんこになります。
小豆の量が少ないほど、甘さひかえめになります。まずは200gから、お好みの甘さを調整してください。塩を少し入れることにより、甘さが引き立ちます。
材 料
・小豆……200〜250g
・米麹……200g
・水……適量
・塩(お好みで)……少々
作り方
1. 小豆をサッと洗い、たっぷりの水と一緒に鍋に入れて火にかける
2.沸騰したら5分ほどゆで、ザルにあげ水を切る
3. 圧力鍋で加圧する
圧力鍋に2の小豆と水3カップ(600cc)を入れ、圧がかかったら弱火で5分加圧する。圧が下がったら蓋をあけ自然に冷まして60℃まで下げる。
4. 米麹とゆでた小豆を炊飯器に入れる
手で米麹をポロポロとほぐし、3の小豆と塩を一緒に炊飯器に入れる。お湯(60℃)をひたひたになるくらいまで加える。
5.濡れたふきんをかぶせて、炊飯器の蓋は開けたまま8時間保温する。2〜3時間ごとにかきまぜ、水分が足りない場合はお湯(60℃)を加える。ふきんが乾いている場合は、濡らす。
発酵あんこで定番メニューを楽しもう
「発酵あんこ」を作ることによって、ダイエット中のあなたがいままで諦めていたメニューを食べることができますよ。
例えば「おはぎ」とか「小豆トースト」なんてのも美味しいですよね。白玉あずき団子だって食べて大丈夫。
本来小豆は体に良い食品ですので、砂糖さえ使わないでいればどんどん食べても大丈夫です。
小豆本来の持つ甘さでおやつタイムを楽しみましょう。
おはぎ大好き
小豆トーストも以外に美味しいよ
白玉あずきは夏でも冬でもいいです
ダイエット中の私にとっては強い味方のおやつが出来てとても嬉しいです。
是非ぜひ試してみてね。